2011年5月29日日曜日

下処理について

下処理について

下処理について、初め母親は栄養価の流出を心配しました。
かえって不健康であると。
私も心配になりました。
そしてその都度、下処理について勉強を続けました。
結果、自身で納得したので今でも続けています。

具体的には、よく洗う、水に長時間漬ける、茹でるなどです。
浸透圧の原理です。
水に浸ける際は、食材ごとに塩や酢、お酒の力も少し借りています。

もともと摂食障害で10代後半から20代前半を過ごした私にとって
いかに普通の方達のように健康な体になれるのかは一番の重要事項でした。

飲酒、喫煙の類いは始めたら自分が中毒になるなと思い避けてきました。
おかげ様で職場の健康診断では良好を頂けています。

ここでやっと、本当にやっと母の理解を得ることができました。
10代後半からはじめて、10年はかかったでしょうか^^;。




私は東北の食材を買う事を避ける事はできそうにありません。
同じ日本人として一緒に死ぬ覚悟です。

東北の方達が痛い思いをしているのに、どうして私だけ楽な道を選べましょうか。
でも、だからといって「毒を喰らわば皿まで」も違うと思います。

私は東北地方の生産者の皆さんも、私達消費者もお互いが幸せになれる道を選びたいです。
だから面倒でも下処理を続けます。

幸い日本には農林水産省の厳しい基準があって出荷制限がされるのですから
市場に流通してくれる食材は一定の基準を満たしているのです。

私は自分のしている方法を「絶対いいから!」と人に勧めるタイプの人間ではありません。
人の価値観は多種多様ですから。
汚染が気になる食材そのものを回避するのも、正しい方法だと思います。

私の願うことは、みなの幸せです。
みなの幸せなくて、私の幸せはあり得ないと思っているからです。